今月の言葉– category –
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【1月1日の言葉】新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)
新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ 吉事(よごと)(新しい年の初めの新春を迎えて 初雪が段々と降り積もるように 良い事もたくさん積もりますように)新年 明けまして おめでとうございます。冒頭の和歌は「万葉集」の最後を... -
【12月15日の言葉】初詣と厄除け
今月15日の言葉は「初詣と厄除け」です。初詣の起源は「恵方詣り」といって、その年の「恵方(えほう)」の方角にある社寺に参拝して、その年の幸福をお祈りした事から始まります。「恵方」というのは陰陽道(おんみょうどう)でその年をつかさどる神様であ... -
【12月1日の言葉】正月事始め
12月1日の言葉は「正月事始め」です。正月三が日の密を避ける為に、12月13日の「正月事始め」の日より来年のお札や縁起物を頒布致します。「正月事始め」は文字通り「元旦を迎える準備」すなわち「神様をお迎えする準備を始める日」とされています... -
【11月15日の言葉】子育てを楽しむためのコツ
11月は七五三の月です。お子様の健やかなご成長をお祈りしましょう!七五三に因んで今月の言葉は「子育てを親が楽しむためのコツ」を挙げてみます。 1 今を楽しむ子供を産む前は「元気に生まれてくれさえすればいい」と心から願っていたのに、いざ子供... -
【11月1日の言葉】七五三と子育て
11月は七五三の月です。七五三詣りは、平安時代に始まり室町時代頃に定着したといわれる習慣です。男女3歳の「髪置(かみおき)の儀」(それまでそっていた髪を伸ばし始める)男児5歳の「袴着(はかまぎ)の儀」(袴を着け始める)女児7歳の「帯解(... -
【10月15日の言葉】明日から変われる言葉
朝晩がだんだんと涼しくなって、過ごしやすくなってきました。秋は、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋といろんな事に打ち込める時期でもあります。こういう時期に自分自身を改めて見直すことも有意義な事だと思います。今月の言葉は「10月1日の言葉」... -
【10月1日の言葉】明日から変われる言葉
ある男性が中学時代を振り返りながら、このように話しました。僕は中学の頃、やんちゃで万引きやけんかを何度もしていました。ある日、僕が事件を起こして、僕と母さんが学校に呼ばれました。僕の家は母子家庭で、母さんは毎日寝る間もなく働いていました... -
【9月15日の言葉】「暁(あかつき)の宮出し」と「けんか神輿(みこし)」
今年も秋祭りが近づいて参りました。「新型コロナウイルス」も5類指定になりましたので、今年は通常通りの賑々しいお祭りになりそうです。 神社では、春、神様に「五穀豊穣や地域の発展、住民の幸せ」などをお祈りします。すなわち「神様にお願いする... -
【9月1日の言葉】自分が変わる小さなきっかけ
早いもので今年も一年の三分の二が終わりました。古くから正月、五月、九月は「正、五、九月」と言って大事な月とされてきました。農業社会においては、年の初めの正月、田植えの時期の五月、収穫の時期の九月が節目とされていましたが、今でも一年の三分... -
【8月15日の言葉】人は生きてきたように死んでいく
お盆も終わりました。大勢の方が先祖供養やお墓参りをされたことでしょう。「先祖あっての自分」とよく言われますが、自分の命は自分だけのものではなく、身体の中にご先祖の尊い命、魂(たましい)が息づいています。それを思えばいつも感謝の心で、悔いの... -
【8月1日の言葉】いずれ訪れること
今年もお盆が近づいてきました。人はいずれ年を取り、お迎えが来ます。普段はなかなかそういう事は思わないし、考えようともしませんが、いずれそういう時期が訪れます。8月朔日(ついたち)の言葉はお盆に当たり、今は亡き、ご先祖や家族、親戚の事を思... -
【7月15日の言葉】疫病と夏祭り
「新型コロナウイルス感染症」も第一類から第五類に移行され、各神社の夏祭りも通常通り盛大に行われる所が多いようです。全国各地で行われる夏祭りですが、実は疫病(伝染病)と大いに関係があります。古くから日本人は、いろいろな疫病に苦しめられてき...