【6月1日の言葉】山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く

6月1日は松山ゆかりの俳人「種田山頭火」の俳句を取り上げました。

「山あれば 山を観る 雨の日は 雨を聴く

 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし

 すなほに咲いて 白い花なり」

 

「目の前に広がる自然は、四季折々様々な景色を作り出してくれる。

そのすべてをあるがままに受け入れてみたい。

山があれば山を楽しみ、雨が降れば雨音を楽しむ、あの白い花もすばらしい」

この句は

「人生の豊さは普段の生活をどのように楽しみながら過ごすかで決まっていく」

という事に気づかせてくれます。

梅雨に入るとうっとうしい日々が続きますが、

色んな雨音を楽しめるようになると心の持ち方も変わってきます。

移り変わる季節と同じように私たちの人生にも様々な出来事があって、

喜怒哀楽、様々な心模様が生まれてきます。

どんな境遇にあってもそれを楽しむ気持ちで、一日一日を過ごしたいものです。

 

心の持ち方を変えることで、私たちの人生は変わっていきます。