今年も秋祭りが近づいてまいりました。
神社では、春に神様に「五穀豊穣や地域の発展、住民の幸せ」などをお祈りします。
すなわち、「神様にいろいろとお願いする」のが「春祭り」です。
それに対して、「おかげさまで五穀豊穣となり、地域も順調に発展し、住民も幸せに暮らしております」と、神様に感謝を申し上げるのが「秋祭り」です。
まず「祭典(さいてん)」(10月6日 午前10時)で神様に感謝の祈りを捧げ、その後、神様に神輿(みこし)にお乗りいただき、町内をお回りいただいて、より一層のご加護をお願いします。
神様が神社を出られるのが「宮出し」(7日 午前1時)です。
宮出し前(午前0時30分)には、初代松山城主・加藤嘉明の朝鮮出兵における虎退治にちなんだ「虎舞」が奉納され、祭りのムードが一気に高まります。
宮出しは夜明け前に行われることから、「暁(あかつき)の宮出し」と呼ばれます。
薄暗い中、提灯の明かりとともに、かき手が一斉に社殿へ走り込んでいく様子は、当社独特の勇壮で幻想的な雰囲気があります。
そして、宮出しの際に行われるのが「けんか神輿(はち合わせ)」です。

これは、私たちも飛んだり跳ねたりすると体が熱くなってくるように、神輿を豪快に練り、激しくぶつけ合うことで神様のご神威がより大きくなり、ご利益をいただけるという信仰から行われる神事です。
「けんか神輿」で何度も神輿をぶつけ合うことによって、ご神威をより高めて町内をお回りいただき、ご加護をいただくために行うわけです。
そして、各地区をお回りになった神様が神社にお帰りになるのが「宮入り」(7日 午後9時頃)です。
宮入りでも再び豪快な鉢合わせを行い、ご神威を高めて本殿にお戻りいただきます。
今年も秋祭りにぜひお参りいただき、より高まった神様のご神威とご加護をお受けください。
多数のご参拝をお待ちしております。
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