【8月15日の言葉】いい年のとり方

お盆も終わりました。大勢の方が先祖供養やお墓参りをされたことでしょう。

「先祖あっての自分」とよく言われますが、
神道では今の自分があるのは「天地自然の神の恵み」と「ご先祖のお蔭」であると考えます。
父母、その父母と連綿と命が続いてきたからこそ、今の自分がある。

自分の命は自分だけのものではなく、身体の中にご先祖の尊い命、魂(たましい)が息づいています。
それを思えばいつも感謝の心で、悔いのない人生を送ることが、ご先祖への恩返しにつながることでしょう。

前向きで悔いのない人生を送るために今月は「いい年のとり方」を挙げてみました。

いい年のとり方

疑うこと」を減らして、「信じること」を増やす。

憎むこと」を減らして「愛すること」を増やす。

「自慢話」をやめて「失敗談」を伝える  

「無愛想」をやめて「笑顔」で過ごす   

不平不満」を減らして「感謝」を増やす。

話すこと」を減らして「聞くこと」を増やす。 

「否定」をやめて「理解」しようと歩み寄る 

わがまま」を減らして「協調」を増やす。

心配」を減らして「夢」を増やす。

「孤独」をやめて「一期一会」を大切にする  

上記の言葉「信じる事と愛する事」「笑顔と感謝」「理解と協調」はすべて日々の暮らしの中の「心構え」です。

お互い縁あってこの世に生まれてきました。そして縁あっていろいろな人とのつながりを持っています。
そうだとすれば、お互いこの世における人と人とのつながりをもう少し大事にして、もう少しありがたく考えたいものです。

不平や不満で心を暗くする前に、上記の「心構え」のように縁あったことを謙虚に喜び合い、その喜びの心で、悔いのない人生を送りたいものです。

感謝の心が運命を開きます。

今日も良い一日を!