【8月1日の言葉】「田中角栄」の言葉

今月ご紹介するのは、第64代・65代内閣総理大臣「田中角栄」の言葉です。

その評価は人によってさまざまですが、戦後最大級の人気を誇り、決断力と実行力をもって時代を動かした稀代の政治家でした。人の心をつかむ術に長けた田中角栄の言葉は、今もなお多くの人々の心に響き続けています。

年齢を重ねるごとに、その言葉の意味が深く感じられる方も多いのではないでしょうか。新たな月のはじまりに、日々の生活に通じる知恵をぜひ味わってみてください。

人にはそれぞれ「ものさし」がある。相手の「ものさし」で考えないと失敗するぞ。

「人の悪口は」は言うな。トイレで言え。自分が言われた時は気にするな。

いやなことは、その日のうちに忘れろ。

自分でもどうにもならん事をクヨクヨするのはアホだ。

人を叱るときはサシでやれ。ほめる時は人前でやることだ。

時間を守れん人間は何をやってもダメだ。まず話にならん。

仕事をすれば、批判、反対があって当然。何もやらなければ叱る声も出ない。

ものごとは「白」か「黒」かだけで考えるな。

真ん中に「グレー」があり、そこが一番広いからだ。

迷ったらまず「行動」だ!ダメだったら引き返せばいい。考えるのはそれからでいい。

「失敗」はイヤといいうほどした方がいい。すると必ず骨身にしみる。

そして「判断力」がついてくる。

人の心を動かすには、嘘いつわりのない「自分の言葉」で話すことだ。

「恩」を忘れるな。必ず恩返しをしろ。ただし「遠くから」そっと返してやるように。

田中角栄の言葉には、時代を超えて響く人間の本質が込められています。

新しい月が、皆さまにとって実り多き日々となりますように。

今日も良い一日を!