【6月1日の言葉】夏越の大祓(おおはらへ)

今月朔日(ついたち)の言葉は「夏越の大祓について」です。

当社では毎年6月30日に半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて、

本来の清らかな姿に立ち返るために夏越祭(なごしさい)を執り行っております。

 

私たちは本来神様から頂いた清浄な心身を持っておりますが、

普段の生活のなかで、人をうらやんだり、よこしまな心を起こしたりもします。

また、知らないうちに相手を傷つけることや、人に迷惑をかけることもあります。

このような蓄積が罪穢(つみけがれ)となって、

社会生活を乱すもととなるのです。

 

そこで、この罪穢を祓い清めるために

古くから半年に一度、大祓(おおはらへ)の行事を執り行い、

これまでの生活を振り返りながら、心身を祓い清めて、

明日からの生活を高めて参りました。

 

これが大祓であり、6月の大祓を特に

夏越大祓(なごしのおおはらへ)と申します。

俗に 

 性格は顔に出る    

 生活は体型に出る   

 本音はしぐさに出る  

 感情は声に出る    

 センスは服装に出る   

 美意識は爪に出る    

 清潔感は髪に出る   

 品は「言葉遣い」に出る  

と言われます。

 

一年の半分という節目の時に改めて自分自身を振り返り、

また新たな気持ちで残り半年を過ごしましょう!

 

「ひな形」や「車の形代」は授与所にて頒布致しております。

ひな形は6月30日当日9時から21時の間に社務所に納めて頂いて、

「悪病退散」の替え札と交換頂き、財布の中に納めて頂くか、

神棚にお祀り下さい。

ひな形の交換は夏越祭を過ぎましても大丈夫ですので、

お早めに社務所までご持参ください。

今年の夏越祭は通常通りに夜店も出て、賑やかに出来そうです。

6月30日には是非ご家族でお参りください!

 

今日も良い一日を!