【12月15日の言葉】「初詣」と「恵方詣り」

早いもので今年ももうわずかとなりました。

初詣の起源は「恵方詣(えほうまい)り」といって、その年の「恵方(えほう)」の方角にある社寺に参拝してその年の幸福をお祈りした事から始まります。

「恵方」というのは陰陽道(おんみょうどう)で、その年をつかさどる神様(年神様(としがみさま))がいらっしゃる方角です。

恵方は毎年方角が変わりますが、令和5年の恵方は「南南東」(南より少し東)です。

恵方詣りの方法は

① 自宅から見て、「南南東」の方角にある社寺にお参りする。

目的の神社が自宅から見て、南南東の方角にない場合は、まず南南東に向かって少し歩いてから、方向を変えて目的の神社へお参りする。

② 目的の神社の位置が自分から見て南南東の位置になる所まで歩いて、そこから南南東に方角を変えてお参りする。

 

どちらかの方法で「恵方詣り」を兼ねて「初詣」をされてはいかがでしょう!

また当社では「月参り御朱印帳」を準備しております。

これは毎月お参りをして「参拝の印」を押して頂き、一年間通してお参り頂きます。

年に一度ではなく毎月お参りをして、清らかな気持ちで神様に祈りを捧げます。

そして一年間連続して参拝されましたら、願い事を記入して社務所にご持参ください。

御朱印帳をご神前に奉納して、毎月一日に御祈願致します。

毎月神様にお参りをして、神恩感謝の真心を捧げれば、より一層神様の御加護を頂いて、必ずや心願成就されることでしょう。

この機会に是非月参りを始めて戴いて、嚴島の大神様のご加護を頂きますよう、ご案内申し上げます。

 

「神は人の敬により威を増し、人は神の徳により運を添う」

(人はひたすら祈ることにより、神様からありがたいお恵みを受け、益々繁栄、発展するのである。)

 

今日も良い一日を!