【9月15日の言葉】「暁(あかつき)の宮出し」と「けんか神輿(みこし)」

秋祭りまであと20日ほどとなりました。

「コロナ禍」のなかで、神輿の運行も2年続けて縮小しましたが、今年は通常通りのお祭りが出来そうです。

神社では、春、神様に「五穀豊穣や地域の発展、住民の幸せ」などをお祈りします。

すなわち「神様にいろいろとお願いする」のが「春祭り」です。

それに対して「おかげさまで五穀豊穣、地域も順調に発展し、住民も幸せに暮らしております」と「神様に感謝申し上げる」のが「秋祭り」です。

 

まず「祭典(さいてん)」(10月6日 午前10時)で神様に感謝の祈りを捧げ、その後「神輿」(みこし)に乗り、町内をお回り戴き、より一層のご加護をお願いします。

神様が神社を出られるのが宮出し(7日午前1時)です。

当社では夜明け前に行なわれることから「暁(あかつき)の宮出し」と呼ばれます。

そして宮出しの際に行なわれるのが「けんか神輿」(はち合わせ)です。

これは私たちも飛んだり跳ねたりすると体が熱くなってくるように「神様も豪快に練ったり、激しくぶつけ合うことで、神様の力がより大きくなり、ご利益を戴ける」との信仰から行なわれる神事です。

「けんか神輿」で、何度も神輿をぶつけることによって、ご神威をよりパワーアップして町内を回って頂き、町中にご利益を戴くために行なうわけです。

 

今年も秋祭りに是非お参り頂き、よりパワーアップした神様のご利益を戴きましょう!

 

心をこめた「ありがとう!」  

相手をいたわり「お疲れ様!」     

今日も良い一日を!