令和7年3月18日・19日の両日、神宮および神宮会館を会場に、令和6年度神宮研修会が開催されました。
およそ10年に一度という節目に開催される本研修会に、全国各地から約200名が参集。神宮の地に身を置き、式年遷宮の本質に直に触れるという、またとない機会をいただきました。

1日目は講義形式で、大野由之先生より「神宮式年遷宮について」、
宮本史典先生より「御装束神宝について」と、それぞれ専門的かつ深みのあるご講義を賜りました。

普段なかなか触れることのできない式年遷宮の全容と、そこに込められた祈りの意味を改めて学ぶ貴重な時間となりました。

2日目は皇大神宮域内・豊受大神宮域内・神宮宮域林の3班に分かれての実地研修となりました。
私は神宮宮域林班に加わり、三ツ緒伐りの見学および説明をいただきました。
式年遷宮に用いる御用材が、神宮の深い森の中で長い年月をかけて育まれ、厳粛な作法のもとで伐り出される様子を目の当たりにし、言葉では言い表せない感動と畏敬の念を覚えました。
千年以上にわたり絶えることなく受け継がれてきた営みを肌で感じた、生涯忘れ得ぬひとときでございました。

第63回神宮式年遷宮を国民総奉賛のもとに完遂するために、まずは神職自らがその意義を深く理解し、全国津々浦々へとその大切さを伝え広めていくことが我々の使命であると、神宮の地において改めて強く心に刻んだ研修会となりました。
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