神宮式年遷宮「川曳奉仕」に参加いたしました

令和8年8月2日、三重県伊勢市の五十鈴川において、第63回神宮式年遷宮「御木曳行事 川曳奉仕」に、神道青年全国協議会の一員として参加いたしました。

神宮の式年遷宮は、20年に一度、社殿や御装束、神宝などを新しくし、御神体を新宮へお遷しする神宮最大の祭典です。約1300年前に始まり、伝統や技術、そして神様を敬う心を現代へと受け継ぐ、日本を代表する神事として今日まで継承されています。

御木曳行事は、その新しい社殿を造営するための御用材を神宮へ奉曳する重要な神事です。本年5~6月には外宮領の陸曳が行われ、今回の川曳は、五十鈴川を舞台とする内宮領・川曳の最終日となりました。

本来、この川曳は伊勢の地域の皆様が代々受け継ぎ、ご奉仕されている神事です。このたびはご縁をいただき、桜木町奉曳団の皆様のご厚意により、神道青年全国協議会として特別に参加させていただきました。

当日は、全国から集まった神道青年全国協議会の会員58名が桜木町奉曳団に加わり、御用材を木橇に載せ、浦田橋付近から宇治橋まで約1キロにわたり、五十鈴川を遡上しながら内宮へと曳き入れました。

「エンヤ」という力強い掛け声が五十鈴川に響き渡り、水しぶきを上げながら皆で心を一つに御用材を曳く光景は、大変迫力がありました。綱から伝わる力強さや、水の流れに抗いながら一歩一歩進む感覚から、多くの人々の祈りと汗によって神宮式年遷宮が支えられていることを身をもって実感いたしました。

沿道から見守る方々、運営に携わる方々、そして奉曳する全ての方々の心が一つとなり、1300年以上続く神事が今日まで受け継がれてきたことに深い感動を覚えました。微力ながら神宮式年遷宮に奉仕できたことを、大変光栄に思います。

また、この日は偶然にも愛子内親王殿下がお成りになる日と重なり、大変意義深い一日となりました。神宮式年遷宮が多くの人々の祈りを集め、日本の伝統文化を未来へとつないでいく神事であることを改めて感じる機会となりました。

今回の奉仕を通じて学ばせていただいた「祈りの心」と「奉仕の精神」を、これからの三津嚴島神社でのご奉仕にも生かし、地域の皆様とともに神社を守り、次の世代へと受け継いでまいります。

このような貴重な機会を賜りました桜木町奉曳団の皆様をはじめ、神宮関係者の皆様、そして共に奉仕した神道青年全国協議会の皆様に心より感謝申し上げます。