毎年5月2日 日吉神社の春祭りに伊予里神楽を奉納しています

令和8年5月2日、松山市南斎院町に鎮座する日吉神社の春季祭に、今年も伊予里神楽を奉納いたしました。

前日の奥土居神社での奉納は強風と寒さの中でしたが、一夜明けてうってかわって青空の広がる気持ちのよい上天気となりました。境内には地域の皆様が大勢お集まりになり、活気あふれる春祭りとなりました。


大魔の笹 ~魔除けの御利益~

伊予里神楽の中でもひときわ注目を集めるのが「大魔」の舞です。

大魔が舞の中で手にする笹には魔除けの力が宿るとされており、舞の後に参拝者へ配られます。今年も笹を求めて多くの方が手を伸ばされ、あっという間になくなるほどの盛況ぶりでした。

餅まきでは子どもたちが境内いっぱいに集まり、元気いっぱいの歓声が響き渡りました。春のお祭りらしい、とても賑やかで温かいひとときとなりました。


日吉神社の由緒

日吉神社は、松山市南斎院町に鎮座する歴史ある神社です。

御祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)・大己貴神(おおなむちのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)の三柱で、交通安全・安産・家内安全・除災招福・学業成就の御神徳で知られています。

創建は嵯峨天皇の弘仁年間、越智実勝氏が近江国坂本村より日吉大神を勧請したことに始まります。
延元3年(1338年)には河野通政氏が神田を献じ、久留島氏が社殿を改築。
慶長8年(1603年)には松山藩主・加藤嘉明の重臣、足立重信氏が石手川の改修を行った際、工人たちが当神社に工事の成功を祈願しました。
明治3年(1870年)に山王権現から「日吉神社」と改称され、現在に至ります。

注連石は框付花崗岩で造られており、幕末の書家・三輪田米山氏の書で「萬機先神事」「自餘政為後」と刻まれています。——「まず神事を優先し、その後に政務を行う」という神道の精神を今に伝える、印象深い言葉です。


来年も変わらず、この地の春を神楽とともにお祝いできることを楽しみにしております。

■今後の伊予里神楽 奉納予定

今後、伊予里神楽は下記の神社にて奉納予定です。

・4月19日 生石八幡神社(松山市高岡町)
・5月1日 奥土居神社(東垣生町)
・5月2日 日吉神社(南斎院町)
・5月15日 素鵞社(西長戸町)
・5月16日 久枝神社(古三津町1257)
・5月下旬(日曜)金刀比羅神社(高浜町)
・7月17日 三津嚴島神社(神田町1-7)
・7月28日 住吉神社(西垣生町)
・10月下旬(日曜)橘若宮神社(立花)

※詳細な時間等は各神社へお問い合わせください。