月次祭 平成31年弥生

毎月恒例の1日の月次祭(つきなみさい)を執り行いました。

暖かい日が続いたせいか街中では桜が開花しているところもありますね。

当嚴島神社の桜は全くそんな様子はありませんが・・。

3月になり、常緑樹の落ち葉が増えてきました。

若葉の季節が到来しています。

神道(しんとう)には常若(とこわか)という言葉があります。

これは常緑樹のように常に若い葉をつけることで

長く繁栄していくことを表します。

伊勢の神宮では20年に一度建て替えが行われます。

これはこの「常若」の精神にのっとり行われています。

なので1000年以上経っても同じものを建立することができます。

世界にはピラミッドやパルテノン神殿など、歴史ある物が残っていることがありますが

それをどのように、何のために作ったのか定かではありません

私達の細胞も日々新しいものに生まれ変わっているそうです。

3カ月もすれば殆どの臓器の細胞が生まれ変わるとか。

松下幸之助は『経営のコツここなりと気づいた価値は百万両』の中でこう言っています。

心の若さは気の持ちようであり、それは必ず表に現われます。つまり、つねに前へ進む気力さえ失わなければ、

若さはいつも向こうからついてくる、というのが私の信念です。

これは松下幸之助の座右の銘にも繋がる話だと思います。

青春とは心の若さである

信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動を続けるかぎり

青春は永遠にその人のものである

今月も気持ちを若く保ち、笑顔で過ごしましょう。