今年も地域の皆さまのお力添えのもと、無事に秋祭りを斎行することができました。
秋祭りは、春に神様へ「五穀豊穣や地域の発展、住民の幸せ」をお祈りしたことに対し、
「おかげさまで豊かな実りをいただき、地域も穏やかに発展しております」と感謝を申し上げるお祭りです。
まず、10月5日(日)午後9時頃より「宵宮神輿上納」が行われ、
境内では威勢のよい掛け声とともに、祭りの幕が開きました。

翌6日(月)には、午前10時からは「秋季大祭」を斎行し、五穀豊穣と地域の安寧、そして皆さまのご多幸を神前に祈念いたしました。

午後7時より子供神輿の宮出しがあり、子どもたちの元気な声が町内に響きました。

夜が明けた7日(火)の午前0時半頃には、初代松山城主・加藤嘉明公の虎退治にちなんだ「とら舞」が奉納され、祭りの熱気は最高潮に。

続いて午前1時には「宮出し」が行われ、けんか神輿とも称される神輿の鉢合わせが行われました。

その後、神様が御神輿にお乗りになり町内を巡られました。

そして、町をお回りになった神様がお戻りになる「宮入り」は、7日(火)午後9時頃。

再び勇壮な鉢合わせが行われ、提灯の明かりが揺れる中、神様を本殿へお迎えいたしました。

夜明け前の「暁の宮出し」や、豪快なけんか神輿、子どもたちの元気な掛け声――。
どの場面にも地域の絆と信仰の力が感じられる、心温まる三日間となりました。

ご奉仕くださいました皆さま、担ぎ手の皆さま、地域の皆さま、そして温かく見守ってくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。
おかげさまで、今年も神様に感謝を捧げ、地域がひとつになる秋祭りを迎えることができました。

これからも、皆さまのご健勝と地域の発展をお祈り申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
