暖かい春の陽気から急に冷え込んだ3月30日、
松山市南江戸にある朝日八幡神社の春祭りにて、今年も伊予里神楽を奉納させていただきました。
朝日八幡神社は、松山藩主・加藤嘉明が松前から勝山(現在の松山城)へ居城を移したころから、藩の厚い崇敬を受けてきた由緒ある神社です。
もともとは「山崎八幡宮」と呼ばれていましたが、社殿に朝日が差し込む美しい光景から「朝日八幡神社」と名を改めたそうです。
名前の由来からも、朝の清々しさを感じさせてくれますね。
この日も、春の穏やかな空の下、町の安全と五穀豊穣、そして皆さまの無病息災を願い、心を込めて神楽を奉納しました。
伊予里神楽は、松山城北・城西地区を中心に地元神職が集い「惟神会(いしんかい)」という組織で受け継いでいる神楽です。
およそ350年もの長い歴史を持ち、松山市内の神社で春や秋のお祭り時に奉納されています。
祭典のあとは、紙芝居や太鼓の披露が行われました!
たくさんの方が集まり、春祭りならではの和やかで活気あふれる光景でした。
【伊予里神楽 奉納予定】
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4月上旬の日曜 朝日八幡神社(南江戸5丁目1569)
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4月19日 生石八幡神社(高岡町917)
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5月 1日 奥土居神社(東垣生町697)
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5月 2日 日吉神社(南斎院町1224)
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5月15日 素鵞社(西長戸町角田788)
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5月16日 久枝神社(古三津町1257)
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5月下旬の日曜 金刀比羅神社(高浜町4丁目乙74)
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7月17日 嚴島神社(神田町1-7)
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7月28日 住吉神社(西垣生町1369)
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10月下旬の日曜 橘若宮神社(立花1丁目10-27)
※日付が固定されているお祭りは、曜日に関係なく毎年同じ日に行われます。