愛媛県神道青年会主催の大嘗宮見学研修旅行に参加致しました。
11月14、15日と行われた大嘗祭(だいじょうさい)
陛下が即位後はじめて行う新嘗祭(にいなめさい)を大嘗祭と呼び
御一代に一度しか行われない、大変重要な儀式とされています。
その大嘗祭が行われた大嘗宮が3週間だけ公開されるということで
見学研修を企画しました。
丁度、乾通の公開と重なり
雲一つない好天気に恵まれたこともあり
物凄い人でした!
普段は目にすることのない、皮の付いた木材を使用した鳥居や鰹木
壁に椎の枝がさしてありました。
ここで天皇陛下自らが奉仕されていたと思うと感動いたしました。
その後は下谷神社へ向かい参拝
東日本大震災以降、50以上の仮社殿や鳥居などの施設を支援している
阿部宮司さんに会い、お話を聞かせていただきました。
以前にブログで社殿の奉納先を探していましたが
阿部宮司さんの紹介で福島県いわき市久之浜町に鎮座する
見渡神社に奉納することが決まりました。
人の縁は様々なものを結んでくれるものと実感しています。
翌日は防衛省見学
ここでは三島由紀夫・森田正勝の最後の場所となった
市ヶ谷駐屯地の東部方面総監室や
東京裁判が行われた場所などが移設復元された市ヶ谷記念館
も案内してくれます。
尚、愛媛県神道青年会では毎年命日である11月25日に
三島由紀夫・森田正勝慰霊祭を奉仕しています。
最後に国宝である迎賓館赤坂離宮を見学
特別公開されている即位パレードに使用した
センチュリーオープンカーもしっかりと見ることができました。
内容の濃い研修旅行の中
神主として「祭り」を行うことが本分
ということを改めて感じた研修旅行となりました。