平成最後の深夜から令和最初の未明にかけて
40歳以下の若手神職の会である
愛媛県神道青年会の主催の元
「平成の大祓 並びに 践祚安泰祈願祭」を行いました。
しとしとと、清めの雨がそぼ降る中、
改元直前の午後十一時半から祭典を斎行。
平成の御代への感謝と共に、新たな時代の幕開けを前に「大祓詞」を奏上して祓い清め
令和となった朔日午前0時頃、践祚の祭儀が滞りなく行われると共に、
国民一人一人が活躍できる時代になるよう祈念致しました。
平成になる時とは違い、二百二年振りとなる御譲位が行われ
慶事として改元を迎えた為、どのような雰囲気になるのか分かりませんでしたが
参拝者も次々とお参りに訪れ、年明けのようでした。
一同清々しい気持ちで改元を迎え、大変にめでたく、一生の思い出となる祭典となりました。
日本人に生まれて良かった!
また、天皇陛下御即位を奉祝し
ここに朝見の儀の天皇陛下のおことばを記します。
日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより,ここに皇位を継承しました。
この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
顧みれば,上皇陛下には御即位より,三十年以上の長きにわたり,世界の平和と国民の幸せを願われ
いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その強い御み心を御自身のお姿でお示しになりつつ
一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。
上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。
ここに,皇位を継承するに当たり,上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し
また,歴代の天皇のなさりようを心にとどめ,自己の研鑽さんに励むとともに,常に国民を思い
国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い
国民の幸せと国の一層の発展,そして世界の平和を切に希望します。